子どもの絵も、道端の花も
額に入れると特別なアートになる
お客様がお持ちの品に合わせて額装・額縁店newtonが額装を仕立てる「額装オーダー会」を二子玉川〈アルフレックス リストア〉で開催しました。世界にひとつの宝物を一緒に作っていくような、特別なイベントの様子をお届けします。
お子さんが小学生の頃描いた絵を「いつかは専門家に頼んで額に入れたい」と大切にとっておかれたお客様。のびやかな構図と色遣いの素敵な3枚の作品でした。
額装・額縁店newton鷹箸さんはシャープなシルバーのフレームと、絵の周囲にマット紙(台紙)で余白をとる額装をご提案しました。「カラフルで可愛らしい子どもの絵は、一般的にシンプルな白フレームで絵の色彩を引き立たせることが多いのですが、ご自宅の写真を見せていただくと、すっきりと洗練された上質感のあるインテリアでした。なので額装も少しだけ上品さを持たせたほうが、お部屋に馴染むんじゃないかなと」
ひとくちにシルバーといっても、フォルムや太さ、質感など、さまざまな種類の中から選べるのがオーダーの魅力。「どれがいいと思いますか?」と、その場にいたスタッフにも声をかけてくださったお客様。お部屋に飾ったときの光景をみんなで想像し、話が弾みます。最後の最後まで真剣に、そしてとても楽しそうに悩まれていた様子が印象的でした。
完成後、お客様のご要望でご自宅まで取り付けに伺うことに。作品の並べ方や高さを、その場でバランスを見ながら決めていきます。
「想像以上にフレームの種類も多くて迷ったのですが、絵との相性や飾る壁の質感、部屋のドアノブの色など、色々なことを考慮してアドバイスをくださいました。インテリアのプロであるアルフレックスならではのサービスですね」とお客様。
のびのびとしたお子様の絵が寝室のモダンしつらえと美しく調和する様子は、このイベントをやって本当に良かったと、心から思わせていただいた光景でした。
ご自分で描かれた作品をお持ちくださったお客様は、額装をしたい気持ちはずっとあったものの、額装店は敷居が高そうでなかなか踏み切れなかったそう。
スタッフが床の色を伺ったことをきっかけに、ご自宅の無垢フローリングに合う木製フレームをお選びいただきました。「キャンバス作品はモダンな印象でしたので、余白を取ってすっきりとBOX型に、紙の作品はひと回り小さな台紙に貼り、作品が浮いたように見えるフロートという見せ方をご提案しました」と鷹箸さん。
さらにフレーム幅 “1mm”の差にもこだわりました。「規格品のフレームで一番細いのは11mm幅ですが、オーダーなら10mmもお作りできます。わずかな差ですが見え方は違ってくるので、じっくり見比べていただきました」
「自分で制作した作品がほかの人の手に触れるのは初めて」とのことで、はじめは少しだけご不安そうな様子もあったお客様。描かれている作品について色々なお話を伺ったり、今回は額装しない他の作品も見せていただきながら、時間をかけて丁寧にやりとりを重ねていきます。最終的にキャンバス作品は幅10ミリ、紙の作品は幅11ミリのメープル材で、より柔らかな印象となるように仕上げは木目の残る白塗装を施したフレームに決定しました。
完成品を受け取る際、仕上がりにとても感動してくださったお客様。後日お写真とともに、大変嬉しいメッセージをいただきました。「心から良いものを作り上げようとする姿勢が伝わりました。シンプルなフレームですが既製品とは異なるオーラがあり、作品が何段階も進化したように思います。ダイニングでこの絵を見ながら食事をするたび、心が豊かになるのを日々感じています」
お子様が小学生のとき制作され、上手く描けたとご本人も気に入っていた銅版画。作品の色が引き立つようマット(台紙)はダークグレーに。
お父様の形見のベルト。お客様より「昔の思い出に加えて、この額を選んだ楽しい時間も一緒に額装されたようです」と嬉しいお言葉も。
20年ほど前バックパッカーとして各国を旅したときのもの。電子マネーが主流になった今だからこそ、思い出として残しておきたかったそう。
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