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アートとインテリアの心地良い関係を提案する企画「LIFE with ART project」で、2018-2019年に大阪・名古屋・東京を巡回し、好評を博した藤澤江里子(ふじさわ えりこ)展。
この度アルフレックス大阪では、2020年から2021年にかけて手がけた新作を展示・販売します。
オイルバーやクレヨンを直に握り、線を引く。色をおく。その一見無造作にも思われる線の軌跡。何ものにも捉われない自由な線や色面が余白と絡み合い、生き生きとしたかたちがキャンバスに立ち現れます。
藤澤氏の作品には固定化されたイメージがないからこそ、常に新鮮なイメージを紡ぎ、私たちを魅了します。インテリアとも絶妙に調和し、暮らしとアートを軽やかに結びつけてくれる作品をお楽しみください。
藤澤江里子 新作展
「はじまりのかたち かたちのはじまり」
■ 日程:11月11日(木)–30日(火)
■ 時間:11:00-18:00
■ 会場:アルフレックス 大阪
※水曜・祝日定休
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、会期等を急遽変更する可能性がございます。最新情報はWEBサイトでお知らせいたします。何卒ご了承くださいませ。
Curated by noie.cc
「無題」
パネル、綿布の上にクレヨン、オイルバー、オイルペイント等
W606mm × H727mm
これは何ですか?何が描いてあるの?と尋ねられると、その人は私に向かって問いを発しているのに、私はくるりとその人側にいってしまい、ああ何描いてあるのかしら。とその人と一緒に答を探します。
しかししかし、○○を描いたのです!ととてもじゃないけれど口では答えられない。
描くって自分で問いを発して、紙にクレヨンをこすりつけたり、ため息つきながらながめたりして、答を探すことだとも言えます。おしまいにするべ。とつじつまあわせをしてそれが案外ぴたっときて。
線はひとつの図像の輪郭をなぞるのではなく、線自体が動いていくように。
色を見たいために面を作ります。面は線をさえぎることなく、そこに連れて来られたように。
はじまりのかたちをみてみたい。かたちのはじまりをあじわいたい。
藤澤 江里子
作家プロフィール
藤澤江里子 Eriko Fujisawa
1960年 東京都生まれ
1983年 武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業
1988年 Bゼミスクール修了
個展
1989年 なびす画廊(東京)
1995年 「絵画の起伏と密度」ギャラリーαM(東京)
2012年 「いきしにとかたち」宅展(東京)
2018年 「線と面 throw and trace」gallery noie(東京)
2018年-2019年 「はじまりのかたち かたちのはじまり」アルフレックス大阪/名古屋/玉川/東京
2020年 「たのしむhoho」gallery noie(東京)
家具と共に生活を彩り、暮らしに潤いと楽しさをもたらすアート。アルフレックスでは〈LIFE with ART project〉と称し、ジャンルも表現も様々なアートイベントを開催してまいります。