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アートとインテリアの心地良い関係を提案する企画「LIFE with ART project」。
このたび「アルフレックス玉川」で、油彩の作品を中心に制作し、装画や挿絵などでも活躍する画家 狩野岳朗の作品展を開催します。
狩野氏の作品は壁に掛けたとき柔らかな空気を纏って空間を満たします。部屋に飾るための木の絵を描くところから始まったという彼の作風は、暮らしに寄り添いながら、アートが身近な存在であることを気付かせてくれます。油絵の具の質感や、時に大胆なタッチも魅力のひとつ。
4月に開催したアルフレックス東京での展示に新作が数点加わります。アルフレックス玉川の自然光差し込む心地よい空間でごゆっくりとお楽しみください。
「ハチやアリには超個体と言われる全体意識があるという。多数の個体から形成され、それらが一つの生物的な総合体であるという感覚だ。個々の行動は巣が望んでいる活動なのだと。
仮に私を含めたこの都市が一つの有機体の塊だとすると、私の選択もまたこの大きな塊の何かしらの意思が降り注いでいるのかもしれない。」
アルフレックス名古屋での展示風景
■ 日程:11月1日(金)ー30日(土)
不定休
■ 時間:11:00amー7:00pm
■ 会場:アルフレックス 玉川
Curated by noie.cc
「不透明な交換」 2018 530×530mm/oil on canvas
画家 狩野 岳朗
1975年群馬県生まれ。東京都在住。
植物や自然を観察し、生命感を探りながら抽象絵画を制作する。2007年より展示活動を開始、作品発表の他ワークショップやライブ活動、書籍の装画やアパレルブランドとのコラボなどを手がける。
仕事として、2017年土屋鞄製造所のクリスマスビジュアル、「僕の音楽畑にようこそ」服部克久著、「晴れたり曇ったり」川上弘美著、「哲学散歩」木田元著などの装画、Number連載・西川美和エッセイの挿絵やアパレルブランド「sneeuw」とのコラボレーション等。
2011年、古物、制作物を扱うIONIO&ETNAを立上げる。
家具と共に生活を彩り、暮らしに潤いと楽しさをもたらすアート。アルフレックスでは〈LIFE with ART project〉と称し、ジャンルも表現も様々なアートイベントを開催してまいります。