アルフレックスショップ東京では10/22(木)より、画家・絵本作家ミロコマチコさんとのコラボレーションイベントを開催いたします。家具へのペイント作品の展示や音楽とのセッションライブペイントなど、時間の経過とともに、モダンインテリア空間の中にミロコマチコの世界が徐々に作られていく貴重なイベント。今回はイベントに先駆け、ミロコマチコさんへのインタビューをご紹介します。

Interview

──インテリアとの取り組みは始めてということでしたが、アルフレックスの家具へのペイントにあたって、難しさや面白さなどをお聞かせください。

革や布が襞になっていたり、縫い目があったり、絵の具がのりにくかったり。そんなところが、思い通りに描けなくて面白い。そしてソファの裏側は馬の背中、という風に絵を反対側から見たように描けるのも魅力的でした。

──昨年は伊勢丹のクリスマスディスプレイ、今回のインテリアとの取り組みなど活動の場を広げておられますが、何かご自身の環境や心境の変化はありますか?

平面から飛び出して立体的になっていく様子はとてもワクワクします。もともと小心者なので大きなことはできませんが、面白いと思ったものには挑戦したいと思っています。ただ平面での制作も挑戦なので、それも変わらず続けていきたいです。

──この度は、絵本『オレときいろ』でのブラティスラヴァ世界絵本原画ビエンナーレ「金のりんご賞」受賞おめでとうございます。今回の受賞は世界でも権威ある賞ですが、受賞後の感想を教えていただけますか?

名誉ある賞をいただいて、光栄です。絵本の世界で表現することへの気持ちが増々大きくなりました。

──以前からライブペイントをされていますが、大きい画面に、多くの人の前で、生で制作するのはたいへんなエネルギーが必要だと思われます。心境や気にかけておられることを教えてください。

その場の状況でしか描けない絵もあるので、案外好きです。そんなに疲れません。気にかけていることはなるべくその場に行くまで何を描くか決めないということかな。

──今回アルフレックスの店内のインテリアの中に、徐々に作品が増えて、空間が出来上がっていくということですが「見所」をぜひ教えてください。

今までなかなか東京でお披露目することの出来なかった大きな作品もやってきます。そして店内で滞在制作をしますので、日々増えたり変化する様子を楽しんでもらえたらと思います。

『ヘラジカの森』(2.7m × 12.6m)
2014年 横須賀美術館『キラキラ ざわざわ ハラハラ展』/2014年 田川市美術館『おどろう!つちたち』

Profile

ミロコマチコ(画家・絵本作家)

2012年、「オオカミがとぶひ」(イースト・プレス)で、絵本デビュー。同作で第18回日本絵本賞大賞、「てつぞうはね」(ブロンズ新社)で第45回講談社出版文化賞絵本賞、「ぼくのふとんは うみでできている」(あかね書房)で第63回小学館児童出版文化賞を受賞。画文集に「ホロホロチョウのよる」(港の人)、画集に「けだらけ」(筑摩書房)がある。
2014年、福岡県田川市美術館で「おどろう!つちたち」個展など、展覧会多数。動物の瑞々しい表現が注目され、2013年TVドキュメンタリー「情熱大陸」に出演。2014年の伊勢丹クリスマスディスプレイのメインビジュアルを担当し、大きな反響を呼ぶ。
2015年には、児童書の分野で権威のある国際コンクール「ブラティスラヴァ世界絵本原画ビエンナーレ」で「オレときいろ」(WAVE出版)が金のりんご賞を受賞。美術同人誌「四月と十月」の同人。

ミロコマチコオフィシャルサイト

Photo by Yuichiro Tamura


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