〈arflex〉の代表的ソファ 「A・SOFAシリーズ」は、1986年の誕生から今年で30年。時代とともに装いを変えながら、多様なA・SOFAが様々なシーンを飾りました。

アルフレックスジャパンが創業から15年を経過した1985年、それまでに構築したノウハウを結集し、新たな時代の「アルフレックスを代表するソファ」の開発に着手します。テーマはシェル(ボディ)とクッションだけという、シンプルな構造でソファをつくること。従来の張り込まれた堅いイメージから、より上質のリラックスを求めて。タブーとされてきた「しわ」も、豊かな表情として積極的に取り込み、A・SOFAは誕生しました。

それから30年、お客様のニーズに寄り添うことでいつの時代にも愛されるソファの座を不動のものとし、メンテナンスをしながら長く快適に使う、という理念を体現しています。アルフレックスはこれからも常に新しいA・SOFAを作り続けます。

1986年当時、日常の生活道具として使うソファには、快適とリラックスのため柔らかさを求めました。しかしそれには型崩れのリスクも伴いました。ならば羽毛を使ったクッションをあえて多用する。羽毛は空気を含めれば、従来の美しい形を取り戻す復元力に優れていました。一方フレームは堅牢で、柔らかいクッションが如何になろうとも美しいフォルムを保ち、整然とした表情を崩さない。この考え抜かれたプロポーションが長く愛される理由です。

A・SOFAは、各部位・クッションの張り替えの自由さも大きな特徴で、布地の張り分けで表情を多彩に変化させます。シックにもエレガントにも変化する懐の深さは、インテリアに合わせて様々なコーディネートを楽しむ醍醐味にもつながります。またクッションの縁を飾るパイピングはカラーも選べるようになり、さらにコーディネートの幅を広げています。

安定感のあるフレームには、耐久性に優れたモールド製法による硬質モールドウレタンを使用し、10年間保証を適用。羽毛にウレタンチップを加えた背やアームのクッションは、柔らかさとともに復元力があり、軽く叩けば従来のフォルムを取り戻します。シート部もカバーリング方式で簡単にカバーが着脱でき、部分的なクリーニングが可能。こうしたこだわりがA・SOFAをアルフレックスで最もメンテナンスのご用命の多いソファへ成長させています。

A・SOFAシリーズには奥行きの異なる2タイプが用意され、自分の体型によりフィットする座り心地を選ぶことができます。横幅も様々で空間にあわせたレイアウトが可能。これは時代とともに変化する住宅事情のニーズに応え続け、築いてきた特徴です。さらに、好みのクッションを組み合わせて座り心地を細かく調整することもでき、このような人に寄り添う工夫が、ロングセラーにつながっています。